ピコシュアはなぜ人気があるのか

医療機器

ピコシュア(ピコ秒アレキサンドライトレーザー)によるシミ治療を受けられる患者さんが増えてきています。なぜ人気があるのかを考えてみたいと思います。

結論をからいいますと、 バランスが良い  と私は考えます。

アメリカのレーザー機器会社最大手のサイノシュア社が世界で初めてピコ秒発信のレーザーを商品化しました。今まではナノ秒発信のレーザーは当院にはQスイッチルビーレーザーとして存在し、活躍していました。欠点としてはレーザーがメラニン色素に反応した際に熱を発するので、その熱に対するダウンタイムやその熱に対して生じる炎症後色素沈着が出やすいのが欠点でした。原理的には難しいのですが、ピコシュアはメラニン色素にレーザーが反応した際に熱ではなく音響効果で色素を破壊するらしいです。またより細かく破壊するため、深部の色素も弱い出力で照射回数少なく治療可能です。

つまり、レーザー後の赤みなどのダウンタイムが軽く、治療後に炎症後色素沈着が起きにくいにもかかわらず効果がしっかりしているという点が良いと考えます。
もちろん効果をしっかりと出すためにはレーザー適応の有無、適切な診断によるレーザーのパラメーター設定、施術者の技量の全てが必要です。
ダウンタイムが軽く効果も弱い、ダウンタイムが重く効果が強いというありがちなレーザーではないということです。

欠点をあげるとすると、照射スポット径が小さいのでコイン大以上の大きなしみやあざには向かない点と保守やランニングコストが高額なことです。

午前・午後の外来診療中に予約なしで施術、16時~16時半の予約枠で施術が可能ですが、令和4年1月より14時~16時のナース予約枠でも施術が可能になりました。
初回は医師の診察が必要ですが、今後も施術が受けていただきやすいように改革していきたいと思っています。

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